所長BLOG

2012年12月18日 火曜日

監督官がやってきた



この場合の監督官は、労働基準監督官です。

所属は労働基準監督署です。

「署」と付く機関には捜査権があります。慎重に対応しましょう。

1、監督官の権限
監督官は法令に基づき、事業場所等に臨検(立ち入り検査)し、帳簿や書類の提出を求めたり、
使用者や労働者に尋問を行う権限が与えられています。

2、臨検の種類
臨検は、重大な労働災害が発生したり、労働者からの申告があった場合や、事業場の違反事実を
発見した場合に行われます。その他、計画に基づいて行う調査、労働時間の実態調査に基づく調査等があります。
(1)定期監督
労働局および労基署の年度計画(労働行政方針)に基づいて実施される検査
(2)再監督
定期監督で是正勧告等の指導を行なった事業所を対象に、その後の是正状況を確認するために行なわれる検査
(3)司法警察監督
事業主が是正監督を受けたにも関わらず、従わない場合に行なわれる強制検査
(4)申告監督
労災事故が起こりやすい業界、過去に重大な事故を起こした事業場に対して「臨検」が行なわれ、それ以外の事業場に対しては、
残業代不払いの有無を確認するために行なわれる「呼び出し調査」が行なわれます。
また、インターネットの発達によって労働者の申告や告発による調査や臨検も増えています。

3、おもな対象
(1)労働時間管理、残業代未払い
(2)36協定未提出
(3)定期健康診断の未実施や結果報告書の未提出
(4)就業規則の未作成や未提出
(5)賃金台帳の未整備
(6)雇い入れ時の労働条件明示違反

4、臨検のを受ける事業主の考え方
事業主としては、何で調査に入られたのか知りたいところでしょう。
監督機関の本来の役割は、労働問題の予防にあります。
この機会に、指摘があったところを中心に、今後の労働環境の改善、安全で快適な職場作り、労災事故防止の観点から
ピンチをチャンスにしていただきたいものです。


臨検の相談、立会いなどお気軽にご相談ください。

渋谷区で開業する
採用コンサルタント・社労士
田中謙二

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投稿者 エムエイリンク社労士事務所

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