所長BLOG

2012年7月24日 火曜日

過重労働ってな~に?

過重労働ってな~に?

どこからが過重労働となるのでしょうか?先日、メンタル問題で休職中の従業員を数名抱える、ある顧問先社長から相談がありました。その会社は、働き盛りの20代~40代が中心のIT系の会社です。今回、「過重労働」とはなにかについて考えてみましょう。

厚生労働白書によれば、25歳から44歳男性で週60時間以上働く割合は2割を超えます。1日8時間、週5日を基本とすると、60時間は毎日12時間勤務ということになります。楽しい仕事なら毎日4時間の残業は苦にならないという方がいるかもしれません。個人のおかれた労働環境や家庭環境、体力、精神状態によっても様々でしょう。厚生労働者では、過重労働に関して時間外労働時間に着目してモノサシ(基準)を示しています。いわゆる過労死ラインと呼ばれるモノサシです。どこまで残業したら健康障害を発症するリスクが高まるのか。基準を明らかにしました。

『脳血管疾患及び虚血性心疾患等(負傷に起因するものを除く。)の認定基準について』(平成13年12月12日付け基発第1063号厚生労働省労働基準局長通達)では、長期間にわたる業務の過重性を発症との因果関係で評価しています。
具体的には、
(1)発症前1ヶ月ないし6ヶ月間にわたり、1ヶ月当たりおおむね45時間を超えて時間外労働が長くなれば、業務と発症との因果関係が強まること。
(2)発症前1か月間におおむね100時間又は発症前2か月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね80時間を超える時間外労働が認められる場合は、業務と発症との関連性が強いと評価できること。

さて、モノサシがわかったところで、
まずは、一人ひとりの労働者について、タイムカードをチェックすることから始めましょう。大事な従業員の健康のために。。


認定基準について、詳細をお知りになりたい方はコチラ

労務問題・助成金の事なら渋谷の社会保険労務士 エムエイリンク社労士事務所
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投稿者 エムエイリンク社労士事務所 | 記事URL